使用する凧は、撮影するカメラを持ち上げることが出来ればどのような凧でもかまいません。KAPによく使われているカイトについてその特徴をまとめてみましたが、下記カイト以外でもボックスカイト・コーディカイト・袖凧などいろいろあります。大切なことは、凧の特徴・携帯性・撮影目的・その場の状況などを考慮して、最も適したものを選んで使用することです。安全性を第一に考えるのであれば、凧の安定性・強度に優れたデルタカイトをお薦めします。
a.デルタカイト
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b.六角凧
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c.パラフォイルカイト
中〜強風用で弱風には向きません。かなり大きな揚力が生じるので1〜2Fの翼面積があれば十分です。一人でそれ以上大きなものを使用するのはたいへん危険です。このカイトの最も特筆すべき点は、構造が袋状となっていて風をうけることでカイトの形を保持します。したがって、いわゆる骨としょうするものがありません。布と糸のみで出来ていますので携帯性に非常に優れています。安定性については、多少欠ける面がありますが、糸目の調節やテールを付けることで安定性を向上させることがでます。凧は強風においても破損することはありませんが突風等により揚げ糸が切れることもあります。
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e.フローフォームカイト
パラフォイルカイトの1種ですが、はらんだ空気を後方に逃がす構造となっています。これにより、優れた安定性と通常のパラフォイルカイトより弱い引きとなり扱いやすくなっています。だだ、日本ではほとんど市販されてなく既製品を購入するには個人輸入となります。構造はわりと複雑ではないので自作も可能です。